データの引き継ぎ機能を使うと、現在お持ちの課題テンプレートをほかの環境へ移行できます。
今行なっている授業の課題を課題テンプレートに登録し、引き継ぎ機能を使うことで異動先に課題を持ち出しできます。
■ 注意事項
先生アカウントのアーカイブや削除
異動元、異動先それぞれで作業が必要です。異動元での作業が完了するまで、先生アカウントはアーカイブしないようご注意ください。
また、異動元の先生アカウントが削除されると引き継ぎが実行できません。異動先での作業が完了するまで、異動元の先生アカウントは削除しないでください。
引き継ぎできるデータ
マイテンプレートに登録された「課題テンプレート」のみです。本機能を使って、過去の授業内から課題をまとめてマイテンプレートへ登録ができます。
ルーブリック、ファイル・リンク共有や、配布後の課題へ書き込んだ内容はテンプレートに反映されないため引き継ぎできません。
なお、異動に伴うテンプレートの引き継ぎについては、契約主体とご相談の上、利用規約の認める範囲内で設定してください。
(参考|【重要】 課題テンプレートの公開範囲)
引き継いだテンプレートの保存先・設定
引き継いだ課題テンプレートは、トップ画面左上三本線メニューの[課題テンプレート]>[マイテンプレート]に保管されます。
登録済のマイテンプレートは、基本的に登録内容がそのまま引き継がれます。ただし、「公開」設定のテンプレートは「限定公開」に変更されます。また、本機能で授業からまとめて課題テンプレートを登録する場合、配布済み課題は「限定公開」、未配布課題は「下書き」テンプレートとして保存されます。異動先ですでに[マイテンプレート]にテンプレートが保管されている場合、引き継いだテンプレートが追加されます(上書きはされません)。
引き継ぎコード発行後に課題テンプレートを変更した場合
引き継ぎコード発行後に、引き継ぎたい課題テンプレートの編集や追加などの変更を行なっても、それらの変更は発行済みの引き継ぎコードには反映されません。変更後に新しい引き継ぎコードを発行する必要があります。引き継ぎコード発行後同日に課題テンプレートの変更を行なった場合は、翌日以降に引き継ぎコードを再発行して、あらためて引き継ぎを行なってください。
※ 引き継ぎコードの発行は一日に1回のみとなります
チームティーチングの場合
複数の先生アカウントで授業を行なった場合でも、本機能を使って課題テンプレートを引き継げるのは課題の作成者です。作成者以外は、該当の課題をご自身のアカウントで課題テンプレートとして登録してください。
■ 操作手順
A. 異動元の環境で行なうこと
トップ画面左上の三本線メニュー[]から[設定]を開く
[データの引き継ぎ]へ進む
引き継ぎたい授業の課題を課題テンプレートに登録する
※すでに課題テンプレートへ登録済みの場合、この手順は不要です(テンプレート登録したい課題が含まれる授業にチェックをいれ、右上の[✓]をクリック)
[引き継ぎコードを発行する]ボタンからコードを発行する
12桁の引き継ぎコードが発行されます(例|AAAA-BBBB-CCCC)。発行されたコードは、異動先の学校で確認できる方法で保管してください。
※ 引き継ぎコードの利用期限は100日後です
B. 異動先の環境で行なうこと
トップ画面左上の三本線メニュー[]から[設定]を開く
「データの引き継ぎ」へ進む
画面下の引き継ぎコード入力欄にコードを入力する
※コードのハイフン(ー)無しでも入力できます
「コードを確認する」を押す
表示された異動元・異動先・テンプレート件数に間違いがないか確認し、[課題テンプレートを引き継ぐ]をクリック
課題テンプレートがすべて引き継がれるまで、時間がかかります。緑色のバーで「引き継ぎが完了しました」のメッセージが表示されるまで、画面をそのままにしてお待ちください。
引き継ぎが完了すると、各課題が課題テンプレートに登録されます。