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■ルーブリックとは?
ルーブリックとは、一言で言うと評価基準のことです。
授業や課題に取り組み始める時に、先生から生徒にその授業や課題での評価基準をルーブリックとしてわかりやすく明確に伝えます。
そうすることで、生徒も達成すべき目標が明確化され、意欲的に授業や課題に取り組むことができます。また、授業後に、自分がその目標を達成できたかどうか自己評価することで、自分の学びの振り返りを行うこともできます。
スクールタクトのルーブリック機能(ベータ版)
現在、スクールタクトのルーブリック機能はベータ版となっており、評価項目は1つ、目標への到達レベルはS~Cの4種類になっています。
今後、評価項目やレベル設定、先生からの評価機能などを増やしていく予定です。
■ルーブリックの作成方法
単元バー右の[+]ボタンから、[新規ルーブリック作成]をクリックする
・新規ルーブリック評価画面に遷移し、S~C評価にはそれぞれサンプルの評価文が入力されています。評価レベル数を確認する
・各評価の右側[×]ボタンを押して、評価レベルを減らすことができます。減らした数に合わせて評価が表示されます(例:B評価を削除した場合、C評価が繰り上がってS~B評価として表示される)。その授業に合った評価内容をそれぞれに入力する
配布ボタンをクリックする
・生徒に配布しない場合は [下書き保存]のボタンから保存することができます。ルーブリック名を入力する
評価形式を選択する
・プルダウンから『自己評価』『先生評価』『先生・自己評価』のいずれかを選択します。提出期限を設定する(任意)
・カレンダーアイコンから日時を選択し、[OK]をクリックします。配布ボタンをクリックする
・配布が完了すると課題一覧画面にもどります。また、生徒にはルーブリックが配布された旨通知が送られます。
■ルーブリック評価の確認方法
ルーブリックの評価を、画面上またはcsvで書き出して確認することができます。
生徒が評価を完了すると、先生は配布済みのルーブリックから、生徒それぞれの自己評価を確認することができるようになります。先生も『先生評価』『先生・自己評価』の場合、生徒の評価を行うことができます。先生が、選択された評価は背景が緑色になります(マウスをホバーしても緑色になります)。
①コメント
先生・生徒ともに各評価画面からコメントをすることができます。吹き出しに入力したテキストは、吹き出し外をクリックすることで自動保存されます。
②校舎の絞り込み
校舎登録されている場合にのみ表示されます。
③評価状況
生徒評価・先生評価の取り組み状況が表示されます。
④並び替え
ユーザーID・出席番号・名前の順で並び替えが可能です。
⇅の矢印で昇順・降順の切り替えができます。
⑤チャートを表示
チャートのアイコンをクリックすると、回答された評価結果をグラフとして見ることができます。
⑥CSVでダウンロード
ルーブリック評価のデータをCSVファイルとしてダウンロードできます。
■ルーブリックの編集
ルーブリック右下の[︙]から、ルーブリックの編集ができます。
①ルーブリック名の変更
配布前および配布後に、ルーブリック名の変更ができます。
②提出期限の設定
配布前および配布後に、提出期限が設定/変更できます。
提出期限は5分単位で設定でき、過去の日時は設定できません。
設定した提出期限を削除するには、日時横の[x]をクリックし、期限を削除した上で保存してください。
③ルーブリックの複製
未配布、配布済みのルーブリックを複製することができます。
※ テンプレートに登録することはできません。
④提出日時一覧
設定した提出期限に間に合った生徒は黒字、間に合わなかった生徒は赤字で表示されます。未提出の場合は[未提出]と表示されます。
⑤別単元に移動
同じ授業内の他の単元にルーブリックを移動することができます。
⑥削除
作成したルーブリックは、配布前・配布後に関わらず、削除することができます。削除すると、先生および生徒の評価結果はすぐに削除され、復元することはできませんのでご注意ください。